『アイデアで身の回りの人生を1cmでも良くしよう!』
アイデア発想・アイデア研究などを書いていきます。

不確実な時代だからこその「高速PDCA」

孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA―――終わらない仕事がすっきり片づく超スピード仕事術』

の著者元ソフトバンク社長室室長

の三木雄信さんと先日お打合せを

させていただきました。

 

その時の話の中心は

ソフトバンクで実践されている

「高速PDCA」について。

 

同じタイミングで

効果があると考えられる施策を

並行して実施していく。

その効果を高めるために日次で修正していく。

 

その結果、効果の上がるものが明確になり、

初期お金がかかっても以降は

費用が抑えられるため、

トータルで考えるとコストも

抑えられるというものである。

 

この手法を行う際、

効果があると考えられる施策を挙げる

というアイデア発想が必要になる。

 

そんな時に、ソフトバンクでは

どのようなことを行なっているのか

質問してみた。

 

結果、先日のブログでもお伝えしたように、

イデアは組み合わせでしかないということを

再認識するようなお答えをいただいた。

 

ソフトバンクでは、

【自分たちの商品・サービス×日経トレンド50

のランキング】を掛け合わせて企画や施策が

つくれないか考えます。

 

現代は、不確実性が高いため、

施策を考えるという部分を

出来るだけ短くする必要があると考えております。

 

実施してみてうまく行ったものを繰り返していく。

そうやって最良の施策を見つけて続けてきたため、

ソフトバンクがここまで伸びてきた要因だと思いますよ。

 

 

ソフトバンクのアイデア発想はの手法はもちろんこれだけではないと思いますが、

実施に行われていたやり方を真似てみるというのはハードルが低く、すぐに実践できますね。

 

是非とも皆さんもご使用してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

企業がイノベーションを起こせない理由

経営者や一部の銀行系の投資家は

イデアを判断する際に、

不確実性をできるだけ排除したい。

 

ただ、斬新なアイデアほど、

不確実性を内包しており、

それこそがイノベーションである。

 

この不確実性の排除と不確実性を内包するという矛盾は

企業が新たなイノベーティブなアイデア

採用できない理由である。

 


なぜこのような状態になっているのだろうか?

 

これは、経営者の教育ということが関連している。

 

昨今の経営学は失敗しないための論理的な解を
教えている。


MBAなどでは、

生産性やコスト管理、組織管理、マーケティングに至るまで、

ありとあらゆる知識と理論を身につけることができる。

 

そんなMBA経営学

学んでいる現在の経営者は

不確実性にあふれたイノベーティブなアイデア

判断することが難しく出来ないのである。

 

つまり企業の中でイノベーティブなアイデアを発想し、

採用するということは

現在の教育状況から考えると非常に難しいのである。

 

ビジネスアイデアを考える担当者は

構造的にこのような難しい宿命を

背負っていることを理解し、

会社内でビジネスアイデア

発想していかなければいけないのである。

 


濱口秀司が2016年11月からハーバード・ビジネス・レビューで
連載を開始している『イノベーションの作法』。
「第1回 イノベーションは誰もが起こせる」より一部引用。

アイデアの受けては誰か!?自己満足に終わらないアイデアとは?

濱口秀司が2016年11月からハーバード・ビジネス・レビューで
連載を開始している『イノベーションの作法』。

 

【第1回 イノベーションは誰もが起こせる】

 

この連載では、企業がどのように
「SHIFT」innovationを起こすべきかを
伝えている。

 

ここでは、
企業の創造活動を
inprovement:改善とinnovation:革新」2つに大別し、
さらに「innovation:革新」を2つに分ける。

 

①従来の事業領域やメンバーで新たな商品・サービスを提供する「SHIFT」
②ほぼ起業のような形で既存事業から離れた新規ビジネスを起こす「JUMP」

 

企業が継続的に成長するためには、
この「SHIFT」を行うことが非常に重要である。

「SHIFT」と呼ばれる変化を起こせるのか、
偶然のひらめきや一部の天才に頼らない作法を
体系的に紹介していくものである。


この中で、
濱口氏は「アイデア」実現に関して
社内の壁突破に関して記載している。

新しい顧客体験や
テクノロジー、ビジネスモデルの開発者は、
何よりもまずそのコンセプト(=アイデア)を
社内に売り込み、
マーケットに打ち出す意義について
説得しなければならない。 

しかし、そのハードルはとてつもなく高い。

皮肉なことに、

顧客体験やテクノロジーやビジネスモデルが

イノベーティブであるほど、社内説得のハードルは高くなる。


この事実は、
イデア発想者とアイデアに投資をする者
の構図でも同じである。
つまり、起業家と投資家でも同じことが言える。


その際に、濱口氏が注意すべきと言っているのが、
ストラクチャー型とケイオス型の両者を意識し、
伝えることの重要性である。

 

ストラクチャー=構造的・論理的・信頼性
ケイオス=混沌・直感・正当性


経営陣の大多数は、
ストラクチャー型の人材であり、
「結局のところ、どれだけ売れるのか」
「いくら儲かるのか」というポイントで
納得してもらわなければならない。


イデア発想者は、
自分が生み出したアイデアが可愛いため、
ケイオスに終始しがちなことが多い。

 

意思決定を行う人や投資をしてくれる人、
その相手にとって好ましい結果が生まれるのかどうかという
観点を忘れずに伝えなければならないということを
この記事では思い返させてくれた。

アイデア発想を行う時に欠かせない「資料の集め方」

『資料集め』

アイデアのつくり方 | ジェームス W.ヤング, 竹内 均, 今井 茂雄 |本 | 通販 | Amazon

 

広告のアイデアは、
製品と消費者に関する特殊知識と、
人生とこの世の種々様々な出来事についての一般的知識との新しい組み合わせから
生まれてくるものなのである。

著者ジェームズ・W・ヤングは広告のアイデアを出すための
資料集めをこのように記載している。

 

日常的に情報が溢れている現代の世の中だからこそ、
裏を返すと、
自分が欲しい情報を集めることが
難しくなってきているとも言えます。


私が、自分が欲しい情報を集めている方法を
ここでは少しだけ記載していきます。


私は起業・経営支援をしているために、
様々なビジネスを知っておく必要がある。

 

そのため、新聞は毎日チェックすることはもちろんのこと、
雑誌の定期購読を行い、
強制的に情報をインプットするようにしています。

 

また、Geogle アラートにキーワードを入れ、
そのキーワードに関するニュースが届くようにしているのです。

Google アラート - ウェブ上の面白い新着コンテンツをチェック

 

このGeogle アラートは意外に知らない人が多いので、
是非とも取り入れて見てください。

詳細は、赤羽雄二(2013)『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』、ダイヤモンド社。に紹介があるので、

気になった方は是非とも読んでみてください。

www.amazon.co.jp


このように、人生の中にインプットの仕組みを強制的に入れて、
自分の欲しい資料を集めていく。

 

偉大なアイデアを生み出すためには、
このような小さな取り組みも欠かすことができないですね。

『アイデアのつくり方』に沿ってグループワークをしてみた

ジェームズ・W・ヤング著、今井茂雄訳、竹内均解説(1988)

『アイデアのつくり方』、TBSブリタニカ

アイデアのつくり方 | ジェームス W.ヤング, 竹内 均, 今井 茂雄 |本 | 通販 | Amazon


この古典のアイデア発想はどのように使えるのか?

 

一例として私が大学院時代に経験したことを
元に見てみましょう。

 

私が大学院(MBA)にいた時にも、
企画や戦略提案を行うグループワークでは、
よくこのステップで議論が行われていました。

 

まずは、全員でこのグループワークで
アウトプットしなければいけない課題の共通認識を持つ。
ここがブレてしまうと、いくら精鋭が集まっていようと、
期待したような成果が出ないので、注意が必要である。

 

その上で、各々資料や情報を集めていく。
時間が限られているため、
当たる媒体や書籍などを予め割り振っておき進めるなどの工夫を
行うときもあった。
この部分が「①資料集め」にあたる。


各々集めてきたデータを各自発表していく。
PPT1枚に言いたいこと1つというルールの中、
資料をざっとメンバーで確認していく。
この部分は「②データの咀嚼」になるだろう。


③データの組み合わせ」ということで、
その後、各自が持ち寄った情報やデータを元に、
色々な可能性をあたっていく。
この時に日常的に触れている別の情報などもどんどん出していき、
様々な可能性を試してみる。(今日の朝見たニュースなど)

 

ここまではスムーズに行くものの、、、
④アイデアの発見」はやはり苦戦します。
良い組み合わせが見つかったときには、
そのアイデアを強化するようなリサーチを行い、
イデアの信憑性や実現可能性を高めていきます。

 

しかし、もし良い組み合わせが見つからない場合は、

・ひとまず延期
・さらにアイデアを出し続ける
(←日数が限られているため往々にして後者)

という選択を行います。


⑤アイデアのチェック」は既にメンバー同士で話をしているため、
ある程度担保されている状況です。
あえて行っていたこととすれば、
全く関係のない友人にお昼ごはんの最中に聞いてもらい、
率直な意見をもらうということでしょうか。


このように「アイデアのつくり方」の型をうまく取り入れて
2年間の授業で様々なアイデアを出してきました。

 

現役の東証一部の経営者から絶賛されたアイデアなども
このようなプロセスから生まれてきました。

 

やはり、世の中からずっと大切にされている「成功の型」を
その通りにまずは忠実に行うことは
成果を出すための1歩目ですね。

アイデアは既存の要素を組み合わせること

ジェームズ・W・ヤング著、今井茂雄訳、竹内均解説(1988)

『アイデアのつくり方』、TBSブリタニカ

アイデアのつくり方 | ジェームス W.ヤング, 竹内 均, 今井 茂雄 |本 | 通販 | Amazon


古典ですね。

 

たったの55ページでアイデアのつくり方がまとめられている良書です。
そこで述べられている1つの命題

イデアは既存の要素を組み合わせること』である。


どんな優れたアイデアであっても、
元は、何かと何かの要素に分解することが出来ます。

 

そのため、アイデアは既存の要素の組み合わせということに
異論を唱える人は少ないのではないでしょうか。

 

より詳しく見ていくと、
この書籍で書かれているアイデアのつくり方は
次の5つのステップです。

 

①資料集め
②データの咀嚼
③データの組み合わせ
④アイデアの発見
⑤アイデアのチェック

 

この方法は、1人で行うこともできるし、
グループでも行うことができます。

 

その際に忘れてはいけないのは、
「何のアイデアをつくるのか?」
という前提条件を明確に決めておくことです。

 

本書で最も描かれているのは、
「よい広告のアイデアを考える」というものでした。

 

この「よい広告のアイデアを考える」という言葉を
明確に定義し直すと、
「お客さんが動きだす(購買やお問い合わせ)広告を作り出す」というものです。

 

このようにまず、
イデアをつくることの前提条件を整理し、
アウトプットしたいことを明確にしておきましょう。


目的が定まった後であれば、
このジェームズ・W・ヤング『アイデアのつくり方』の手法に沿って行えば、
イデアが次々と生まれてくるでしょう。

ブログのテーマに関して

ブログでは、

日頃からライフワークとしている

【アイデア発想】を書いていきます。

 

【アイデアは自由に発想してはいけない】


このことは2年間早稲田大学

ビジネスアイデアデザイン(BID)

という授業を

担当させていただく中で

たどり着いた私の1つの意見です。

 


正しく言い直すと、

『アイデアを発想するときには
ただ漠然と自由に考えるのでは、
自分の思考に制限をかけて、
色々な切り口から考えるほうが
イデア発想が進むということです。』


具体的には、

強制的に「社会の困り事は何か?」

や「あったらいいな」というように

自分自身にお題を与えて、

イデアを考えるという方法です。


もちろん、

この時のお題の選択は【自由】です。

 

そういう意味ではアイデア発想は

自由でどこでも出来る素晴らしいことです。

イデアひとつで世の中を

大きく変えてしまっているものが

みなさんの周りにもあると思います。


『アイデア発想を行うためには

自分自身の思考を制限して、

アウトプットを行わなければいけない。』

これから、アイデア発想の

キッカケを伝えていきます。