「具体と抽象」はきっと人の頭の良さを決めるポイントなんだろうな
細谷 功『具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ』2014年12月7日、dZERO。
本文より
"具体は一つ一つの個別事象に対応したもので 、抽象はそれらを共通の特徴で一つにまとめて一般化したものです 。つまり複数 ( N )の具体に対して一つの抽象が対応する 、 「 N : 1 」という対応関係になります 。
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「複数のものをまとめて 、一つのものとして扱う 」という 「抽象化 」です 。言い換えれば 、抽象化を利用して人間が編み出したものの代表例が 「数 」と 「言葉 」です 。
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抽象化とは、「特徴を抽出する 」ということです 。要は 、さまざまな特徴や属性を持つ現実の事象のなかから 、他のものと共通の特徴を抜き出して 、ひとまとめにして扱うということです 。"
自分自身が日頃、
この具体と抽象のフォーカス合わせを意識しながら話しをしなければいけないなぁと思った一冊。
インプットの質を高めるための1冊でもあるし、アウトプットの質を高めるためにも活用出来る1冊。
物事を1インプットして、
1しか理解できない状況の人には、
新たな視点をくれる良書。