消費者としての日本人のパワーが下がってきている?
GWが始まり、
海外旅行に行く方も多いと思います。
私も、そんな1人です!
成田空港から海外に行こうと思い、
出国後、免税店をブラブラしていると、
ある事に気がつきました。
それは、、、
成田空港の免税店に並ぶ広告は、
英語・中国語の表記しかないものが
増えてきたという事です。
↑↑こんな感じの広告です。
こちらは肌感覚になるが、
90分ほどお店を見て回ったところ、
日本人に向けて表示されている広告は
全体の4割ほど。
それ以外の6割は、
海外の方や中国の方に
向けたものになっていました。
この流れは、2つの現れだと思います。
1つ目は、ターゲットに合わせて
広告を打つ会社が増えてきていること。
無駄打ちは、出来るだけしないようにしていく動きだと言えるのではないでしょうか。
特に化粧品関係はここの動きが顕著でした。
2つ目は、消費者として金払いが良いのは、
欧米、中国の方ということから、
日本人が消費者としてのパワーを下げているという事です。
日本人としては、少しさみしいですね。
このような流れから、
空港にてブランド品を販売する大手各社は
広告の効率化を非常に意識していることが読み取れます。
また、今までの広告の学習から、
明確にターゲットが決まってきているという事です。
小さな会社の私達も、
「誰でもいい」から
「この人じゃなきゃ嫌だ」という
思考を持つ必要があることが学べます。
マーケティングの基本である4Pを改めて意識させられる出来事でした。
野田 拓志