台湾の若者が日本好きになった理由を考える
このGW台湾に出かけ、
台湾の様々な姿を見てきた。
そんな中感じたことは、
台湾の方若者がとても親日で、日本のキャラクターなどもとても愛用しているということ。
もしかしたら、台湾の若者が日本のことが好きになったのは、台湾のクリエイター不足が原因ではないだろうか。
理由としては、このように考える。
台湾では、多くのコンテンツを輸入に頼っている。先日訪問した5店舗ほどの本屋での書籍1/3ほどが海外のものであった。特に日本の書籍、雑誌はとても目立っていた。
そのため、台湾の人々が日頃から触れ合うコンテンツの文化や背景を無意識のうちに信仰してしまうのではないだろうか。
このようなことになる理由として、
もしかしたら出版社や映像制作会社が輸入商社型のビジネスモデルを取っているためかもしれない。
コンテンツを作り上げる0→1の手法が台湾内には積み重ねがないのかもしれない。
そういう意味で、クリエイターが育たず、
産業が育っていないのではないか。
また、別の観点から考えると
出版社の多くが小さなところであるため、
多くのコンテンツを生み出す力がないのかもしれない。
もちろん、今後、言語の壁がない中国のコンテンツが台湾に入ってくることで、この流れが変わる可能性はある。
ただ、政治的な関係性からも
中国のコンテンツを全面的に推進はされにくいため、
台湾の方々の日本好きな構図はまだ変わらないのではないだろうか。